郵便貯金のメリットは?
①郵便局は全国どこにでもあるので、利用しやすく便利
②郵便貯金を利用している口座間の送金手数料が100円
③郵便局とゆうちょ銀行設置のATMなら、夜間を含めた土日祝日も預入・払戻しの手数料が無料
④Pay-easy対応のATMで、公共料金や商品代金の払い込み書を使用した支払いが可能
⑤銀行の窓口はおもに15時までのところ、郵便局は16時まで対応してくれる
郵便貯金を考えている方は、メリットも気になるのではないでしょうか。郵便貯金を利用することで、得られるメリットはさまざまです。まず、郵便局は基本的に全国どこにでも存在いしているため、利用のしやすさが魅力です。引っ越しをしたり旅行先でお金を下ろしたりしたい際にも便利。
ほかにも、手数料が数百円掛かる送金も、郵便貯金同士の口座間であれば送金手数料が100円のみ。郵便局とゆうちょ銀行に設置されたATMであれば、夜間と土日祝日も預入・払戻しを行う際の手数料が無料です。
また、公共料金や商品代金を払い込み書で支払いたい場合に、Pay-easy(ペイジー)サービスに対応したATMの利用も可能。さらに、一般的に銀行の窓口が15時で閉まってしまうところ、郵便局では16時まで窓口が開いています。この1時間は大きく、15時以降に窓口で貯金に関する手続きを行いたい場合に便利かつ、とても助かるメリットと言えます。
郵便貯金のデメリットは?
①送金の名称が「電信振替」と少々分かりにくい
②以前は硬貨の預入が無料だったが、現在は手数料が掛かる
③コンビニのATMを利用する場合に手数料が掛かる
④通常・定額貯金ともにネットや都市銀行に比べて金利が低い傾向にある
⑤通帳や・キャッシュカードなどのデザインがシンプル
メリットもあれば反対に、デメリットもあります。郵便貯金を利用すると困るのが、送金の正式名称が分かりにくい「電信振替」という点です。お金の送り主の口座にある預金を、即時に送り先の口座の預金へと振り替える送金方法であることから、このような名称となっています。
ほかにも、以前は多くの硬貨の預入が無料でしたが現在は手数料が発生、一部のファミリーマート以外のコンビニに設置されているATMで、手数料が掛かる。通常・定期預金ともに長年預けていても、ネット・都市銀行の金利のように上がらず、それぞれ0.001%、0.002%と金利が低い傾向にあることが挙げられます。また、サンリオやディズニーなどのキャラクターを通帳・キャッシュカードのデザインに採用している銀行に比べて、郵便貯金のデザインはシンプル。通帳・キャッシュカードも好きなキャラクターのデザインがいいといった方には、デメリットとして挙げられるでしょう。
郵便貯金とは?
郵便貯金とは、郵便局が提供する貯金事業サービスのことです。もともとの起源は1861年にイギリスで始まり、そこから世界各国に広がっていきました。日本では、明治8年(1875年)に日本政府と日本郵便公社が公営でサービスを開始し、普及が勧められて国民に幅広く利用されていました。現在では郵便事業は平成19年(2007年)に民営化されて、日本郵政株式会社が行うこととなり、郵便貯金事業はその子会社のゆうちょ銀行に引き継がれています。
郵便貯金は誰向け?
郵便貯金は、年金受給者や公務員、または定期的な収入がある人を中心に利用されています。また、初心者や安全性を求める人、手数料が安いことを重視する人にも利用されることがあります。
郵便貯金の代表的なご意見



郵便貯金の代表的な商品
郵便貯金は、定額貯金や普通貯金、があります。
郵便貯金の類語
- 銀行預金
銀行に預けたお金を、利息を受けながら運用する方法です。郵便貯金と同様に、預金者が国が定めた最大限の保障を受けることができます。 - 投資信託
預金とは異なり、一定のリスクを伴うものの、銀行預金よりも高い利回りが期待できます。自分で投資するのではなく、信託会社が運用するため、初めての方でも比較的利用しやすい商品です。 - 株式投資
会社の株式を購入することで、配当や株価の上昇により利益を得る方法です。ただし、株価の変動によって損失を出す可能性もあるため、リスクが高いとされています。 - 不動産投資
不動産を購入し、賃貸収入や売却益を得る方法です。長期的な運用が必要とされますが、安定的な収益を得られる場合があります。
郵便貯金の関連語
貯蓄
預金
定期預金
口座
利率
金利
積立
投資信託