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オーディオブックのメリット・デメリット徹底解説!忙しい人におすすめ!

オーディオブックとは、本を音声で聴くことができるサービスです。
本を読む時間がない人や、ながら聴きができるオーディオブックが人気を集めています。

オーディオブックは、
通勤中や作業中のながら聴きができる
読書が苦手な人でも楽しめる
などのメリットがあります。

しかし、
本を読むよりも集中力が続かない
目で読むより時間がかかる
図表の視覚情報を得ることができない
などのデメリットもあります。

このページで、オーディオブックのメリットとデメリットを比較し、忙しい日常における読書の新しい形として、自分に合ったサービスかどうかを判断しましょう。

オーディオブックとは?

オーディオブックとは、本を朗読した音声を収録したものです。
本を読むのが苦手な人や、忙しくて本を読む時間がない人でも、オーディオブックなら手軽に本を楽しむことができます。
オーディオブックは、電車やバスでの移動中、家事や育児をしながら、寝る前になど、さまざまなシーンで楽しむことができます。
また視覚障害者でも一般の本を楽しむことができます。

オーディオブックの特徴を図でまとめます。
オーディオブックの特徴をまとめたマインドマップ

オーディオブックの活用法

通勤時間や移動中
ランニング・ウォーキング
料理・家事
寝る前のリラックスタイム
語学学習
文学作品・詩集で創造性を養う
自己啓発やビジネス書でスキルアップ
電波が使えない飛行機内で(動画視聴よりバッテリー節約可能)
子供向けコンテンツで親子一緒に

オーディオブックのメリット

オーディオブックのメリットはこちら。

以下で詳しく説明してきます。

時間と場所を選ばない

電車内でオーディオブックを聴く女性のイラスト

オーディオブックは耳しか使わないので、本の内容をいつでもどこでもインプットできます。
移動中や作業中であっても、イヤホンやヘッドホンをしていて問題ない状況なら本を聴けます。

読書をする時間が無い人でも、ながら読書をしやすくて、スキマ時間で読書できるのがオーディオブックの魅力です。

読書習慣が無い人でも読書ができる

読書が苦手のイメージ

オーディオブックは活字に対して苦手意識がある人でも読めるのがメリットです。

本を開いて読み始めるとつい眠ってしまう人でも、音声で聴くとつい聴き入ってしまう人もいるでしょう。

読書が苦手でも容易にチャレンジできるオーディオブックで、ぜひ知識を付ける習慣を目指しましょう。

持ち運びが容易

本とは違って気軽に持ち運べるのがオーディオブックの魅力です。
スマホやタブレットにダウンロードしてたくさんの本を聴けます。
音声データだけなので容量もあまり大きくありません。
また、ダウンロードせずにインターネットを介して聴くことも可能なので、手元に聴きたい本がなかったというときにもすぐに探して聴けます。

聴くことでリラックスできる

ヘッドフォンで音楽を聴く女性

リラックス効果を期待できるのもオーディオブックのメリットです。
人の声を聴くと癒し効果があることが知られています。
一人暮らしをしていて人との接点があまりないのがストレスになっていた人も、オーディオブックで本を聴いてみると癒されるでしょう。
好きな声優・俳優やお気に入りのナレーターの声を聴いたり、リラックスのための癒しコンテンツを利用したりして心落ち着く時間を過ごすこともできます。

多彩なコンテンツがある

オーディオブックには多彩なコンテンツがあって、納得の内容を聴けるのがメリットです。
小説・ビジネス・教育・金融などのさまざまなジャンルの朗読を聴けます。
ナレーターによる声だけでなく、効果音による演出もあるエンターテインメント的なコンテンツもあります。

寝つきが悪い人向けに、眠りを誘うコンテンツも配信されています。

たとえば「眠りにつく前の瞑想」があります。
心のざわつきで寝つきが悪い場合、瞑想で負の感情を弱め、気持ちを落ち着け、いつの間にか寝ている😴感じです。

検索機能もあるので、欲しいコンテンツを見つけやすいです。

外国語学習にも役立つ

英会話コンテンツの例

聞き流すだけで英語をマスター:日常英会話+ユーモア編

英語や中国語などの外国語の学習をしている人にとってオーディオブックは有用なツールになります。

語学書の朗読や外国語による朗読も豊富にあるからです。

リスニングスキルを磨くにも、シャドウイングをしてスピーキングスキルを身に付けるにも適しています。

外国語学習でも使えるのもメリットです。

紙の本だと避けているジャンルも挑戦しやすい

避けがちな文学書例

夏目漱石名作集/全14作品収録

紙の本ではつい避けてしまうジャンルも、オーディオブックなら挑戦しやすいのが魅力です。
夏目漱石や芥川龍之介など、読んだ方が良いと知っていても、これまで避けていませんでしたか?
私はガッツリ避けていました😅

小難しい文学書も、聴くだけなら挑戦しやすいです。

大人になった今でも、有名文学を聴いてみると、深い感慨を受けて自己啓発につながる可能性があります。

分厚くて読める自信がないという本も、オーディオブックならとっつきやすいので、賢くなるチャンスです!

定額聞き放題プランなら本を買うより安くなる

毎月定額でいくらでも聴けるプランならコストパフォーマンスも高いでしょう。
紙の本は一冊ずつ買わなければなりませんが、オーディオブックの定額聞き放題プランなら毎月一定額で何冊でも読むことが可能です。
多読をして色んなことを学びたいと思っている人にとってうってつけのサービスです。

視覚障害者でも市販の本が読める(聴ける)

視覚障害者の方もオーディオブックなら市販の本を自由に聴けます。
多数の本が世の中に存在しているのに読めないのは不利だと思っていた方もいるでしょう。
しかし、現在では市販の本が続々とオーディオブックに変換されていて、耳で聴けるようになっています。
視覚障害者が情報を得る手段としてオーディオブックはおすすめです。

オーディオブックのデメリット

騒音のある場所や集中が出来なかった場合は、聞き逃したり理解しづらくなる

通勤時間や隙間時間などを有効に活用してオーディオブックで読書ができるのはとても便利ですが、視覚から文章をら頭に取り込むのではなくあくまで耳から入る音声で内容を理解していくので、周りの騒音や音の環境によってはうまく聴き取りにくかったり、没入して本の内容に集中しづらい時もあるのでデメリットに感じるたりということもあります。

図表、挿絵などの視覚的な要素が欠ける

オーディオブックを使用する場合は、一般的な本でありがちな内容を理解するのを助けてくれる「図や挿絵」という目で見て内容を理解するという手段が使えません。
そのため、図やグラフを前提で説明している本は、オーディオブックに向いていません。

耳で聴き取る文章から、頭の中で図を想像する必要があります。
私の場合は、同じ本を通勤中に聴き、帰宅後、購入済みの同じ紙の本で図・表を確認しています。

でもこれは、ラジオとテレビのような違いなので、劣っているとか、優れているとかではなく、適材適所で使い分ける必要があります。

図やグラフが重要な要素となるテクニカルや学術的な書籍などは、紙の書籍や電子書籍の方が適しています。
純粋な物語や小説ジャンルにおいては、オーディオブックは優れています。

好みの声じゃないときがある

一般的にオーディオブックは、俳優や声優さんなどその手の「声や演技のプロ」が音声を担当することが多いのですが、その声が自分の持っている文章のイメージなどとかけ離れていた場合などは本の内容理解を妨げる恐れがあります。
あらかじめ購入する前に、各オーディオブックアプリやサイトの無料お試し期間などを活用して声の雰囲気などが自分の求めるものであるか確認するのも一つの手です。

オーディオブックは、紙の本よりも種類が少ない

読書のツールとして、紙媒体、電子書籍、そして音声を利用したオーディオブックが登場してきましたが、作品の音声化という制作過程が必要なオーディオブックはまだまだそのラインナップが少ないのが現状です。
そのため、読みたい本がまだオーディオブック化されていないという残念なこともあり得ます。

読み返しづらい

紙の本や電子書籍と異なり、音声の一つの流れとしてパッケージ化されているオーディオブックは、後から「読みたい部分をピンポイントで探して読み返しにくい」というのが大きなデメリットとされています。
早送りやチャプター機能はあるものの、地道な作業で読み返したいところを見つける必要があるので読書にあまり時間をかけない人には手間に感じることもあります。

付箋やマーカーを付けられない

特に、オーディオブックを学習などの繰り返して読む方の多いシチュエーションで使いたい場合、紙の本などと比べて付箋やマーカーといった可視化された物理ツールでマーキングすることができないのも不便なポイントです。

普通に読むより時間がかかる

オーディオブックは、朗読スタイルで進行するため、通常の読書よりも時間がかかります。

話者のペースに合わせて読み進めるので、どうしても目で読むより遅くなります。
また、朗読のテンポや声の抑揚によっても理解度や集中力に影響が出る場合があります。
そのため、通常の読書スタイルと比べて、同じ内容を消化するのに時間がかかる可能性があります。

しかし、オーディオブックには、本を読むよりも時間の節約ができるというメリットもありますので、深刻なデメリットではないと私は思います。

オーディオブックサービス3選

有名なオーディオブックサービスを3つご紹介します。

『Audible(オーディブル)』
https://www.audible.co.jp/

『audiobook.jp』
audiobook.jp

『ヒマラヤ』
https://www.himalaya.com/

特徴オーディブルaudiobook.jpヒマラヤ
聴き放題料金1,500円/月880円/月
年割625円/月
750円/月
年割625円/月
総タイトル数約40万冊約2.7万冊約2万冊
聴き放題タイトル数約12万冊約1万冊約1万冊
ダウンロード再生可能可能可能
コンテンツの購入可能可能可能
スリーブタイマー機能ありありあり
再生速度0.5倍~3.5倍0.5倍~4.0倍0.5倍~3.0倍
人気ジャンルオールジャンルビジネス社会・文化
無料体験期間30日間14日間30日間

Audible(オーディブル)

オーディブル

AudibleはAmazon系列のオーディオブックサービスです。
他のサービスに比べると聞き放題の月額料金がやや高めですが、圧倒的な総タイトル数・聞き放題タイトル数を誇っています。
取り扱いジャンル数も幅が広いので聴き飽きることはないでしょう。
AudibleはPodcastにも対応しています。
Audibleで配信されている本はプロナレーターによる朗読で品質が高く、聴きたい人だけでなく朗読を学びたい人まで幅広いニーズに応えてくれるサービスです。
語学の対応範囲も広いので、語学学習の目的でオーディオブックを使いたい人にも適しています。

料金

聴き放題料金:1,500円/月
聴き放題タイトル数:約12万冊
無料体験:30日

オーディブルの公式ページへ

audiobook.jp

audiobook.jp

audiobook.jpは日本でも老舗で信頼性の高いオーディオブックサービスで、株式会社オトバンクによって提供されています。
audiobook.jpは総タイトル数が豊富でビジネス系の本が多いのが特徴です。
聴き放題プランだけでなく、チケット制で本を聴けるシングルチケットプラン(1,500円)、ダブルチケットプラン(2,900円)も用意しています。
audiobook.jpではプロのナレーターによるオーディオブックを提供しているので高品質の朗読を聴けます。
最大4倍速まで再生速度を上げられるため、速聴のトレーニングをしたい人にもおすすめです。

料金

聴き放題料金:880円/月(年割625円/月)
聴き放題タイトル数:約1万冊
無料体験:14日

audiobook.jpの公式ページへ

ヒマラヤ

オーディオブック「ヒマラヤ」

ヒマラヤは国内シェアを広げてきたヒマラヤジャパンが提供しているオーディオブックサービスです。
ラジオ番組やPodcast、ASMRなども配信していてコンテンツのバラエティーが豊富です。
ヒマラヤは社会・文化のコンテンツが多いですが、小説や評論、語学などの本も広く取り入れています。
人気の作品を聴き放題では聴けないケースが多いのがネックですが、料金が安いので気軽にオーディオブックの聴き放題にデビューできるのが魅力です。
いろいろなコンテンツを聴く習慣を始めてみたい人に適しています。

料金

聴き放題料金:750円/月(年割625円/月)
聴き放題タイトル数:約1万冊
無料体験:30日

https://www.himalaya.com/

まとめ

このページではオーディオブックの特徴についてご紹介しました。
本を読む時間が取れなくても、オーディオブックなら通勤や家事などのスキマ時間に、本を聴くことができます。

オーディオブックのメリット

  • 本を読む時間がなくても、読書ができる
  • 通勤や家事、ほか日常のスキマ時間を有効活用できる
  • 本を読むのが苦手な人でも、聴くことができる
  • 持ち運びが容易
  • 聴き放題プランなら本を買うよりグッと安い

オーディオブックのデメリット

  • 本を読むのと同じように集中して聴けない
  • 図・表・挿絵など視覚要素が必要な内容に不向き
  • 本の内容をすぐに忘れてしまうことがある
  • 本によっては、読み上げに違和感があることがある

オーディオブックと紙の本は、ラジオとテレビぐらい異なるツールです。
適材適所で選びましょう。

オーディオブックサービスは、次の3つが有名です。
Audible(オーディブル)』
audiobook.jp
ヒマラヤ

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これらのサービスは、それぞれに特徴が異なるため、自分のニーズにあったサービスを選ぶことができます。

オーディオブックは、本を読む新しい方法です。
ぜひ、一度試してみてください。

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    ヨシオ

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